2018年6月 3日 (日)

◎バイク(北海道ツーリングの教訓)

こんには、今回は北海道ツーリングでの教訓についてまとめてみたいと思う。

2018/5/11~5/29まで北海道をバイクでツーリングしてきた。バイクの免許を取ったからには、憧れの北海道をバイクで走りたいとの思いを達成すべく、実行に移した。
いつどこをどんな風に走ったかは後でご紹介するとして、まずは本記事の目的である、教訓について記してみたい。

北海道はよく「試される大地」と言われる(ライダーたちの間だけ?)。その言葉には実感はなく、なんとなくいろいろトラブルが発生するのかなぁというくらいの感覚でたが、今回の北海道ツーリングで強烈に実感することになった。
それでは早速、実体験を踏まえた北海道を走行するうえでの注意点を書いていく。

■その1 「デコボコで走りにくい道が結構多い」
北海道というと広くてきれいな直線の道がずっと続いているというイメージがあるのではないだろうか。自分も行く前はそう思っていた。しかしその思いは苫小牧港から国道に出た瞬間に吹っ飛んだ。
行きは深夜便の船だったので苫小牧港にはほぼ20時下船ということで、既に日没の中、翌日のためのガソリン給油と、夕飯朝食用の食料をコンビニで調達し、宿に着いたのは20時半だった。
下船して北海道上陸!!と興奮気味に走りだしたのは良いがなぜかうまくまっすぐに走れず、ぐにゃぐにゃとハンドルがとられる。暗くて路面が良く見えないながらも観察すると、ワダチが深いく、道路の補修がまばらでデコボコしているためだった。結構怖い思いをして宿になんとか無事に到着。
それ以降感じたことは、国道はほぼきれいな道だったが、少し外れた道道などは、横に定期的に割れ目が入っていて割れ目が若干盛り上がっている。スロットルが一定に保ち辛くガタガタし走りづらい。印象深いのは、函館の市内は補修あとが滅茶苦茶がたがたで最悪の町だった。早く市街に出たかったが信号も多く、頻繁にストップ&ゴーが繰り返された印象。


☆教訓:北海道の道はワダチが深く、補修あとが酷くてガタガタ、横に一定に割れ目があってガタガタという道が結構あるので注意。


■その2 「舗装された普通の道路脇にはとても滑りやすい砂利が集まっている」
バイク乗りとしては、普段から海岸沿いや工事現場の出入り口など砂利などには注意することは常識として注意していたが、北海道では普通の舗装された道に停車したとき足をつくと、必ずと言っていいほど細かな砂利が集積しているのだ。道路わきに限らず、駐車場の出入り口にもたまっていた。そしてそれは物凄く滑りやすいのだ。なんと北海道ツーリングの初日にその砂利の洗礼を受けてしまったのだ。
駐車場から右折して出ようとしたところ、右側が下り坂で下がっていて右足をつこうとしたところ砂利で滑って立ちごけをしてしまった。幸い、ゆっくりゆっくりあー倒れるーという感じで徐々に倒していく感じだったので、怪我もなく、バイクの被害は
バーエンドとスライドバーとマフラーの端っこを擦った感じだった。最初何が起こったのか理解できず焦ってしまったが冷静になって考えると、駐車場出口に砂利がそれも滑りやすいやつが溜まっていたのです。滑りやすい靴を履いていたのだろうと思われるかもしれないが、雨用の防水ブーツで、これまで滑ったことはなかったので本当にびっくりしてしまった。
これ以降は、とにかくに停車するときは舗装路だろうがどこだろうが砂利に足を取られないように注意をした。


☆教訓:北海道の道にはとても滑りやすい砂利が溜まっていることがあるので、舗装路でも足を着く際は油断するな。


■その3 「快適な舗装路がいきなり砂利道になることもある
あともう少しで目的地だ!と気分よく走っていると、いきなり、快適な舗装路が砂利道になったりした。これは一回や二回ではない。サロマ湖展望台へ向かう道、オンネトーに向かう道道、釧路湿原のいろいろな展望台に向かう道道、神の子池に向かう道道など、砂利道になると事前にわかっていなかったところが多数あった。
また、駐車場だけ未舗装な砂利の状態というところも結構あって停めるのに苦労した。
事前にわかっていれば心の準備や回避する道があるか調べておけたのだが。。。
ちなみに、タウシュベツ橋梁へアクセスする林道は4キロほどの過酷な砂利道だったが、事前に分かっていたため心の準備はできていた。(でも分かっていても実際走ったらつらかった)、
グーグル先生のルートを信じて進んでいくと砂利道だったり、逆に、グーグル先生とは違う道を選んだために砂利道で途中で引き返したりと、いろいろ勉強になった。

☆教訓:快適な舗装路がいきなり砂利道になるリスクがある。できるだけ事前にストリートビューのチェックや観光地情報を収集して目的地までのアクセスが砂利道かどうか確認しておくこと。


■その4 「タイヤは結構減りやすい
北海道ツーリングに出発する前の走行距離は約1万キロで、タイヤの見た目からも北海道ツーリング後にはタイヤを交換しないといけないなとは思っていた。その判断があんな悲劇を生むとは。
ツーリング日程の最終盤、帰宅の三日前、目的地もすべて回ったし宿に向かおうとしていたときにそれは突然起こった。バイクのトラクションのランプが一瞬点灯し消えて、スロットルを捻ってもバイクがあまり前に進まない感覚があった。こんなことは初めてで何かおかしいとすぐにわかった。停車して、後輪を確認したところ、なんとパンクしているではないか!センター付近はワイヤーが出てしまってた。前輪もそこまでではなくとも、センター付近の溝が無くなるくらいのっぺら。保険のロードサービスで釧路のバイク屋へ運んでもらい、前後のタイヤを交換してもらった。バイク屋の店長曰く、「北海道は長時間結構な速度で走れてしまうので、タイヤの温度が高くなりやすく摩耗も早くなりますよ。スリップサインの場所は知っていてもどうなるとタイヤ交換のタイミングか分からない人が結構いますよね。注意しないとスリップサインが出てから、ワイヤーが出てしまうまで早いですよ」と教えてもらった。まさにそれだ、自分もよく分かっていなかった。さらにこのようなことも。「北海道のタイヤの入荷価格自体高いので、タイヤ交換も高くなってしまいます。地元で交換してから来たほうがずっと安かったと思いますよ」。


ここでちょっと脱線して今回交換したタイヤについて。バイク屋に唯一在庫としてあったブリジストンのS21という高性能タイヤに交換。高かったけど、自分のライディングがうまくなった錯覚さえ感じさせてくれる素晴らしいタイヤだ。ワインディングでは、腰を少し捻るだけですっと思い通りのラインで曲がってくれて、曲がっている間、しっかりとグリップしている感覚があって安心感、安定感が半端ない。直線では、荒れた路面でもでこぼこを吸収して乗り心地が素晴らしい。おすすめだ。


☆教訓:タイヤ交換時期が近づいていたら交換してから北海道に行こう。


■その5 「五月の北海道は寒いし、冬季閉鎖中で行けないところがある
五月の北海道をなめていた。ダウンジャケットを持参していたので大抵の寒さはしのげる、ダウンでも寒ければレインコートを重ね着すれば寒さ対策は問題ないだろうと思っていたが、とんでもなかった。
例年より花が早く開花するなど温かさが早く進んでいると思っていたが、ツーリング期間中は曇りが多く、海沿いは風も強く、朝霧などもあって寒い寒い。土砂降りの雨にも4回ほど遭遇した。メッシュグローブでは手がかじかんでしまったのでバイクのエンジン付近の熱で左手は温めていた。右手はレイングローブとメッシュグローブの二重装備でなんとかやりすごした。下はジーンズで大丈夫だったが、上はダウン+レインコートでも寒いときは寒かった。ダウンの中は、長袖シャツにTシャツ+メッシュジャケットだったが、真冬並みの裏起毛トレーナーがあったほうがよかった。
さらに、五月中はまだ冬季閉鎖中で行けない道があることを知った。例えば、知床クルーズ船はゴールデンウイーク中に臨時開業するが、基本的には六月から営業開始だ。カムイワッカ湯の滝へ向かう道も閉鎖中だった。津別峠展望施設へ向かう道道は5月25日開通だった。
さらに、四季彩の丘の花はほとんど咲いていないなど花の季節としても早いので楽しみが少ない。タイヤ交換したバイク屋の店員には、「まだバイクは冬眠中だよ。乗るのは6月くらいからかな。」との事。


☆教訓:五月の北海道は寒いので十分な寒さ対策をしよう。バイクが少ないのでヤエーはほとんど出来ない。



■その6 「その他、よく言われること
ここからは北海道ツーリングで一般的によく言われることや、実際に走ってみて感じたことを書いてみる。
(1)ガス欠に注意
街と街の間が長距離になる場合は、手前の街のガソリンスタンドで給油することも検討が必要だ。北海道ツーリングの前には、一回はガス欠を経験するかなと考えていたが、不測の事態でやはりガス欠を経験した。
自分のバイクはあと何キロ走行可能とメーターに表示されるので、目的地までの距離が分かれば安心できるのだが、スマホの電波が入らない場所を走行していて、目的地まで何キロか把握できなかったにも関わらず、えい行ってしまえと向かってしまったためガス欠してしまった。スマホの電波にも注意だ。


(2)スピードに注意
やはり、スピードは速い。車だけでなくトラックも速いので気を付けて流れに乗るように走行する。特に追い越しする際は十分に対向車を確認してから行うようにした。自分ではないが、追い越し中に対向車にぶつかりそうになった車を何回か見た。対向車が減速していたようで事なきを得ていたが非常に危険だ。

(3)虫アタックがすごい
北海道の虫はいったん点くと落としずらい(?)。五月といえども虫アタックはすごく、晴れた日にはツーリングの途中でもヘルメットシールドを掃除しないと見えずらくなるくらい尋常ではない。宿に戻るとシールドの掃除をするのが日課だった。バイクのヘッドライトやウィンドウシールドも掃除が必要だ。掃除スプレーを持参してよかった。七月八月のツーリングではさぞかしすごいことになるのではと想像する。

(4)野生動物に注意
野生動物、特にシカに注意だ。シカは道路上に平然としている。さらに、なぜか車やバイクに向かって逃げる(飛び込んでくる)傾向があるようだ。幸い今回のツーリングでは、シカに遭遇はしたものの道路わきに逃げてくれたり、道路上にじっとしていてくれたりと衝突は避けられた。生で見るとデカいので、あいつらが向かって来たらと思うと怖かった。
あと、意外にカラスが多い印象。しかも賢い。とても車慣れしている。とはいえ、飛び立った時にバイクに向かって飛び立つときがありバードストライクの危険があった。実際、道路わきにカラスの死骸を何回か見た。

(5)煽りや飛び出しが少ない(好印象!!)
自分だけかもしれないが、北海道の運転マナーは、一時的に車間距離が縮まっても県外車だと分かると一定の車間距離を保った運転をしてくれる車がほとんどだった。煽られたと感じたことはほぼ皆無という印象だ。四月に四国ツーリングをしたが、四国は普通に県外車だろうが煽ってくるし、急に横道から飛び出してくるし、速度も平均して速い。それに比べると北海道は、まず横道からはこちらの車が見えたら十分距離があっても飛び出しては来ない。相当な速度で近づいてくることを想定しているのだろう。とても好印象だ。
それから、街と街の間の道は60キロ制限だが、街に入る直前では40キロ制限となることが多く、街に近づくと車はみんな減速する傾向にあり、非常に安全運転に気を配っていると感じた。警察の見えない抑止効果が効いているのかもしれないが。自分もこれに倣って街中は減速して走行した。

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